【児童ポルノ】関西援交シリーズ動画でボロ儲けした結果・・逮捕された男の話

昨今、援助交際は度々ニュースで取り上げられている嘆かわしい犯罪行為の一つです。
2005年の3月8日に、そんな援交を積極的に斡旋して大儲けしていたという人間が逮捕され、世間を驚かせました。

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『関西援交シリーズ』という児童ポルノを大量に製造して販売していた人間が2005年の3月8日に逮捕されました

2005年の3月8日、女性児童に乱暴するなどして児童ポルノを大量に製造し、販売していた容疑で大阪府四条畷市の無職の遊佐隆という人間が逮捕されました。
その事件において製造、販売されていた児童ポルノこそが、関西援交というシリーズです。
関西援交シリーズは全部で157巻も製造されており、それらは1本あたり5000円で販売されていました。

奈良県内のとある高校のホームページにあった書き込みによって事件は発覚しました

逮捕される昨年の2004年の7月に、奈良県内のとある高校のホームページに書き込まれた匿名の内容によって事件が発覚しました。
その後、事件が幅広い規模で起こっていることが発覚し、6府県警は合同での捜査を行うことで、関西援交シリーズに関する事件が摘発されました。
遊佐被告の犯行が明らかとなった決定的な証拠とは、撮影した生徒に対して出演した料金を銀行に振り込んでいる様子が映っていた防犯カメラの映像です。

なんと95人もの児童が捜査本部の手によって回収したビデオテープに映っていました

警察が懸命な捜査を繰り返して押収したビデオテープに映っていた児童の数は全員で95人にも及びました。
警察は小児科医に意見を求め、確認してもらった結果、映っていた児童のうち79人が18歳未満であると推測され、事件の深刻な状況が明らかになりました。
被害児童の身許を追求する上で手がかりとなったものは、押収されたビデオテープに映っていた制服やメモ、計算ドリルなどです。
事件の捜査本部は、わずかな手がかりをたよりに捜査を続け、なんとか約10府県に住んでいた28人を割り出すことに成功しました。

捜査本部が調査した結果ほとんどの児童が普通の家庭で普通に生活していたことがわかりました

被害児童が被害を受けるに至った経緯はさまざまに異なるものです。
捜査本部が被害児童そのものとその家族の方に話をうかがった結果、大半の被害児童は特別なにかかわったことはなく、普通の家庭でごく普通の一般的な生活を送っていることがわかりました。

しかし、どうしてこんなビデオテープの撮影に協力したのかと母親に問いただされ、前のお父さんにもされていたことだったから、もうどうでもいいと思ったから出演したと答えた10代前半の少女もいました。
その一方で、嘆かわしいことに、一部の母親は自らお金のために自分の娘の児童ポルノを撮って販売するように頼んでいたことも明らかになりました。

この事件は消えない傷を被害児童にもたらしてしまった許されざる事件です

被害児童のその後は、さまざまに悲惨なものでした。
被害児童のなかには、ビデオテープに撮影されたことがショックで、自らリストカットを繰り返すようになってしまった児童もいます。
心療内科に通って、心のケアを必要とする児童もいます。

援助交際とは、このように被害児童の健全な成長を阻害し、消えない傷をつくってしまう許されざる犯罪行為です。
事件の捜査が完了し、捜査に利用されたビデオテープはすべて処分されました。
しかし、いまだに被害児童が受けた心の傷は残り続けています。

この事件は、児童をお金のために売り、欲望のために買う醜い大人たちによって起こされた悲惨な事件です。
このような事件をこれ以上二度と引き起こさないために、援助交際は許されざる犯罪行為として法律で規制されています。

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